日本色材は「よき企業市民」を目指し、企業理念に基づいて「生活・文化の向上」に貢献するため、
環境活動や社会貢献活動などを通じてCSRに積極的に取り組んでいます。
持続可能な取り組み
日本色材の持続可能な取り組み
お客様が使わなくなった化粧品や化粧品原料を絵具へ、アップサイクルしている事業を展開している株式会社モーンガータの企業理念に賛同した取り組みなど、 様々な廃棄物削減・リサイクルの取り組みをしています。
ポジティブ・アクション
女性の活躍推進
化粧品は、高度な専門技術はもちろんのこと、何より女性の豊かな感性や視点を抜きに生み出すことはできません。当社は女性の活躍を推進しており、女性の育児休業復帰率は100%となっています。 その他の実績や取り組みに関して下記よりご覧いただけます。
環境保全サポート
日本ナショナル・トラスト協会
日本の美しい自然や歴史豊かな環境を次世代に残そうと、全国で盛んに自然保全活動が行われています。そうした活動の支援を目的に、公益社団法人 日本ナショナル・トラスト協会の活動をサポートしています。
環境への取り組み
座間工場の水資源利用
「水は限りある資源」との考えから、環境面に配慮した水の使用システムを構築しています。座間工場における冷却用水など一部の水については「井戸水」を利用し、座間市の条例に基づいて地下へリサイクルさせています。
「EcoVadis社」のサステナビリティ評価で“シルバー”を獲得
世界160カ国、9万5000社以上の企業に、包括的な企業の社会的責任(CSR)に関する国際的な評価機関であるフランスの
「EcoVadis(エコバディス)社」のサステナビリティ調査において、当社は本年度も“シルバー評価”を獲得いたしました。
「EcoVadis社」は、第三者の眼で客観的に、「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4つの
分野におけるテーマで、各企業を評価しています。
“シルバー”は、評価を受けた企業のうち上位25%の中に位置することを示すもので、2018年EcoVadisに登録して以来、毎年
“シルバー”評価を得ております。これは、ひとえに、当社のこれまでのサステナビリティ活動がグローバル市場でも認められた結果
だと考えております。今回の評価を機に、皆さまからより一層信頼される企業となることを目標に、これまで以上にCSR活動に取り組んでまいります。
Sedexに加入
2022年にSedexに加入しました。Sedexとは、グローバルサプライチェーンにおいて ・ エシカル(倫理的)かつ責任あるビジネス慣行の 推進をめざし、2004年にイギリスで設立されたNPOです。社会的・環境的に持続可能なビジネスとサプライチェーンの構築に向けて、 Sedexの様々なリソースを活用していきたいと思います。
廃棄物の削減・リサイクルの取り組み
コスト削減と環境負荷低減をめざし、当社では以下の対応をしています。 各事業所にて発生した、ストレッチフィルム・廃プラスチックを分別し、種類ごとに圧縮した後、リサイクル業者へ売却します。 この結果、プラスチックゴミ全体の約15%が再利用されました。
日本色材の持続可能な取り組み
当社は2021年3月より、お客様が使わなくなった化粧品や化粧品原料を絵具へアップサイクルしている事業を展開している株式会社モーンガータの企業理念に賛同しております。 日本色材グループは、当社の定める「環境方針」に従い、「美しい未来」に向けた取り組みを推進しております。
当社はこれまでも生産で生じる原料ロスやエネルギーの削減、副資材のリサイクル等による環境配慮への取り組みを精力的に取り組んで参りました。 今般、当社はこのモーンガータ社の取り組みに共鳴し、生産で使い切れずに化粧品原料としての使用期限を迎える原料をモーンガータ社に継続的に提供することに決定しました。 これからも化粧品OEMメーカーとして「美しい未来」に向けて貢献して参ります。
株式会社モーンガータ https://man-gata.com
Smink Art(化粧品原料から作られている絵具)
使わなくなった化粧品を絵具に再生できるキット
座間工場で使用している水について
基幹工場である座間工場は、環境に配慮した水の効率的な使用をめざし、以下の対応をしています。
井戸水の利用
水の効率的な利用の一環として、井戸水を以下のように使用しています。
- A. 消火栓用
- B. ヒートポンプ方式を使って工場内の冷暖房用として使用
- C. 乳化釜等の工場で使用する製造機器の冷却水用として使用
(冬場はBで利用した後の井戸水の一部は冷却水ストレージを通じて、冷却用水に再利用) - D. Bで使用した後の井戸水は夏場の屋上散水用として再利用(打ち水効果による温度上昇の抑制)
- E. Bで使用した後の井戸水はトイレの水洗用として再利用
- F. 工場内の冷暖房用や機械設備の冷却用、屋上散水のように汚れずに戻る水については、
工場内にある調整池に放流し地中に戻します
排水処理システム
工場内で発生する汚水については、工場内排水処理施設(セラミックを使用した触媒分解による排水処理)により、浄化された水と汚泥に分離し、浄化された水のみを公共下水道へ放流し、汚泥は業者処理を行っています。
災害に備えた活動
日本色材は、災害発生時の被害の最小化を目指して、日頃から備えを怠らず、今後も継続的に活動をしていきます。
①座間工場 「第12回 座間市初期消火競技大会」出場
2014年10月24日に開催された、座間市・座間市防火安全協会共催の「第12回座間市初期消火競技大会」において、座間工場から「屋内消火栓」「消火器」の2部門にエントリーし、「消火器」の部門で最優秀賞を「屋内消火栓」の部門では優秀賞を受賞しました。
②普通救命講習社内開催・AEDの配備
③社内教育訓練
「ブラインドメイク」講演会を開催
2019年6月20~21日、フランス・パリのルーブル美術館で開催された化粧品展示会「MakeUp in Paris」において、弊社が企画・後援した、一般社団法人日本ケアメイク協会・大石華法理事長による「ブラインドメイク」の講演ならびに実演が行われました。
「ブラインドメイク」とは、視覚障がい者が介助を受けず自分自身でフルメイクを行うメイク技法のことをいいます。この技法は大石理事長が開発したもので、視覚障がい者のQOL向上に高い効果があるとの評価を受けて、日本国内はもとより、韓国、中国、オランダでも講演や研究発表が行われています。鈴木さん 大石理事長 石垣さん
「中学生、高校生が当社研究開発部を訪問」
2019年8月6日に神奈川学園中学校/高等学校「理化部」の部活動の一環として、当社研究開発部への職場訪問が行われました。
今回の訪問は顧問の先生の「化粧品の色や成分について説明して欲しい」というご依頼に対応させていただいたもので、約15名の学生が訪問されました。 当社や化粧品業界の概要、研究開発部の仕事内容、化粧品の作り方についての説明を致しました。その後、ラボで化粧品がどのような流れで作られるかを実際に見ていただきました。 学生の皆さんからの質問には一般消費者としての意見に基づくものも多くあり、参加した当社社員にとっても良い刺激となりました。また、学生の皆さんに有意義な時間を過ごしていただけたようです。