初回打ち合わせでは、お客様が開発したい新商品やブランドのイメージ、ベンチマーク品、容量などを確認します。そのうえで、ロット数やスケジュールなどのすり合せをします。
ODM ODMとは
ODMとは
商品の設計段階からODMメーカーとお客様が協業して進めるスタイルです。
よく知られているOEM
(Original Equipment Manufacturing)では
生産のみを委託されるのに対して、一歩踏み込み、開発、設計までを担う点が特徴です。
このページではODM(Original Design manufacturing)の流れから委託する会社の重要性まで、ODMの基本をお伝えします。

ODM委託先の企業を選定するポイント
ODMを委託する企業は、もちろんどこでも良いわけではありません。
ODMを委託する際に重要なことは下記の3点です。

豊富にあるか
自社が作りたい商品の開発・製造実績が豊富にあるODMメーカーであれば、より希望に沿う提案をしてくれる可能性があります。より良い物を作るには、商品の開発・生産実績が豊富にあるODMメーカーを選ぶことが大切です。
また、海外で販売する際は、商品開発や製造以外にも、海外の規制への対応や申請、輸出業務などが求められます。そのため、海外展開を視野に入れている場合は、輸出に対応できるODMメーカーを選びましょう。

ODMメーカーの選定において重要なのは、製品品質の水準です。クオリティの高い商品を作りたいなら、委託を検討しているODMメーカーがこれまで生産してきた製品の品質や開発実績を確認しましょう。

トレンドの移り変わりが激しい現代において、市場動向を素早くキャッチして柔軟に対応できるODMメーカーを選びましょう。
設計変更や急な変更にも迅速に対応できる体制か、確認しておきましょう。
ODMのメリット
ODMには発注する企業にとっても良いメリットがたくさんあります。
代表的なメリットを紹介いたします。
コストを削減できる
開発、設計、製造という工程を全てODMメーカーに任せられるため、コストを削減できます。
人材や設備投資の費用はもちろん、設備の管理運用費も不要になります。

なくても製品を揃えられる
ODMは開発から設計、製造までを一貫して任せる手法なので、開発、設計、製造のノウハウ、リソースがなくても製品を揃えることが可能です。

短期間で行える
自社の研究、開発、設計リソースを、最も得意とする分野に集中させ、質の高い製品を開発することができます。これにより、商品ラインナップが幅広くなり、ブランド構築がスムーズになります。


OEMは、主に生産のみを担当し、商品企画や製品開発はお客様(委託者)が行います。
OEMは、お客様が開発した処方や設計に基づいて製品を生産します。
ODMは、製品のアイデア段階から設計、開発、製造、最終製品の納品までを一貫して行います。
製品の開発や仕様設計はODMメーカーが主導し、最終的にお客様(委託者)のブランド名で販売されます。
ODMの基本的な流れ


ODMメーカーでは、委託側のご要望をヒアリングした上で、希望の性能に基づくサンプル品を調製します。完成したサンプル品をご確認いただいた後、フィードバックを伺い、必要に応じてサンプル品を改良します。

委託側が容器類の調達もODMメーカーに依頼する場合、ODM側は容器の希望条件やベンチマーク品についてヒアリングを行い、容器サンプルを準備して提案します。また、化粧品箱や輸送形態などの仕様についても同様です。

処方や容器・仕様を決定します。

各資材の表示内容は、関連する法律を確認して申請を行います。

資材納期により変動するものの、納品のタイミングは、発売元様から発注書が提出されてからおおよそ3ヶ月です。
日本色材工業研究所は
「ODM委託先の企業を選定するポイント」
3つの条件をクリアしています
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