Feature 当社の強み
当社の強み
創業約100年、
日本の化粧品ODMを支える情熱。
当社は日本の化粧品ODMメーカーとして約100年の歴史を持ち、ここまで止まることなくひたむきに走り続けてまいりました。
これからも化粧品業界の発展に取り組んでいく当社の強みを紹介いたします。

日本色材のODM 日本色材は商品開発から最終製品まですべてをサポートできる体制を備えています。

日本色材は、製品開発から携わるODMメーカーです。自社ブランドは持たないため表舞台に立つことはありませんが、当社が手がけた製品は、お客様のブランドに姿を変え、日本や世界中の皆さまに愛用されています。
最新の技術やトレンドを取り入れた製品やパッケージは、その品質の高さから、化粧品の研究開発・生産技術・商品企画に携わる多くのお客様から長年高く評価されています。
この高い品質を維持できるのは、左図のように、トータルにサポートできる生産体制があるからです。
当社のODMについては
こちらのページをご覧ください
研究開発
持続可能な未来を支える研究開発の挑戦
「クリーン・ビューティー ファースト」の取り組み

当社グループにおける研究開発につきましては、化粧品や医薬部外品・米国OTCの分野における多様化、高度化した広範な市場ニーズに応える製品をいち早く提供すると共に、基礎・応用研究に基づいた新規開発製剤の積極的な提案を基本方針としております。
そして、それらを実現するために、最も大切にしている視点は、地球と人に優しい技術開発です。
私たちは、サステナビリティを意識した「クリーン・ビューティーへの積極取組」を継続推進しています。
見た目は小さな1本の口紅でも、その中には、原料、パッケージ、中身、工程、正確な安心・安全の情報など、様々な工夫が凝縮されています。
私たちは、1つの化粧品に
「世界中のお客様を美しく彩るための機能性」と、
「地球への優しさを最大化するための技術開発」を融合させた、
クリーン・ビューティーを追及しています。
R&D Organization 研究開発体制
革新的で高品質な製品開発のために、さまざまな組織が連携し、技術と知識を最大限に活用しています。
最先端の技術を取り入れた安心・安全な製品をお届けします。

Development Policy 開発方針

INNOVATION、GLOBAL、CLEANの3つを掛け
合わせることで相互に関連し、
お客様の細やかなニーズに合わせて開発をする
ことが可能です。
設立からの長い歴史の中で得た知見と経験を基盤に、従来の枠組みにとらわれることなく、新しい技術や成分、そして日々の研究成果を積極的に取り入れ、独自のアプローチで製品を開発しています。常に変化する市場ニーズに応えるだけでなく、未来のトレンドを先取りした製品をご提案します。
日本色材の歴史に裏打ちされた知識と、常識や前提にとらわれないイノベーティブな処方開発を通じて、驚きと感動をもたらす、唯一無二の価値を提供します。
日本国内のみならず、世界各国のお客様とお取引を行っています。各国の化粧品法規に準拠した製品開発を行い、各市場に適した製品をお届けしています。
また、化粧品のグローバルトレンドの多くはEU発祥です。当社はフランスに子会社を持つことから、市場動向や規制情報を直接収集することができ、常に最前線の情報を製品開発に反映しています。
CLEAN BEAUTYとは、化粧品の成分や製造プロセスの透明性、安全性、環境への配慮を重要視する概念です。
持続可能な製品の開発には、さまざまな課題が伴います。私たちはこの潮流にいち早く対応し、品質と安全性を確保しながら、環境にやさしい製品開発を推進してきました。
化粧品が生み出す美しさを追求しながら、その過程での環境負担を最小限に抑え、持続可能な未来を築くことに尽力します。
Research Presentation 研究発表
研究成果の発表に当社も積極的に取り組んでおります。
IFSCC(International Federation of Societies of Cosmetic Chemists)は、化粧品科学を研究する人々の国際組織です。IFSCC学術大会では世界中の化粧品科学者が集まり、新しい研究成果や技術を発表してお互いの知識を深め合っています。
国際的な場で自分の研究を発表する貴重な機会であり、若い研究者も研究発表を行い、高い評価を得ています。
生産技術

お客様のニーズに合わせて、多様な製品の出荷形態に対応できます。一貫製造はもちろんのこと、製造から充填までで納品、またはバルク製造まで、といったフェーズを分けた製造も可能です。

お客様のアイデアや革新を形にするため、自社開発のオリジナル生産設備を活用し、高い技術が求められる高品質製品の量産を実現しています。大量生産から少量多品種まで幅広いニーズに対応できる、緻密で柔軟な生産技術を備えています。また、フランス拠点への技術支援を行うと同時に、フランスや海外からの最新情報をタイムリーに収集できる体制を整えています。

化粧品の製造には熟練した人の技術も必要となります。なかでも、調色の分野は、その技術力が大きくものをいいます。多いものでは1シリーズで50色もの調色が必要となり、それらを原料や色素の粒子の大きさ、混合時の温度など各種条件に合わせて行っています。

独自に開発した処方から、お客様のニーズに応じた複雑なカスタマイズ製品まで、100年近くの歴史と経験で培った化粧品生産技術を駆使し、国内の座間工場とつくば工場において、あますことなく具現化しています。
バルク作り、容器の選定、充填方法、最適なパッケージ・梱包に至るまで、すべての工程には技術開発の視点が盛り込まれています。さらに、量産を実現するために日々の改善を重ね、品質と生産性の向上に取り組んでいます。
品質保証 お客様の最良のパートナーとして、満足いただける品質保証に取り組んでいます

日本色材では、新しい原料の採用から処方開発、生産活動に至るまで、
徹底した品質検査を行っています。その結果、全てのお客様に
安心していただける、万全の品質保証体制を構築しています。
Quality Assurance System 品質保証体制
当社のつくば工場は、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)にOTC製品の製造所として登録しており、定期的な監査に対応しております。そのため、海外では一般用医薬品に含まれる日焼け止めなどを製造することが可能です。

日本国内において効能効果が認められている各種有効成分の分析にも対応しております。お客様の求める効能効果に適した有効成分をご提案し、処方設計から製造販売承認のお手伝いを致します。

化粧品の製造に関わるプロセスで、品質や安全性の国際的基準を満たした企業が認定されます。EUでは法制化されており、世界各国でも準拠することが求められていることから、座間工場とつくば工場のいずれも認証を取得しております。

Quality Control System 品質管理体制

国内外での化粧品に対する重金属に関する規制の高まりに対応し、私たち日本色材はICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析法)を導入し、原料から最終製品までの不純物管理体制を一層強化しています。

日本色材独自の厳しい認定制度に合格した社員のみが「色調」「におい」「感触」の官能検査を行っております。
- 物性(粘度、硬度、比重、折損、滴下点、pH)
- 分析(HPLC、GC、FT-IR、カールフィッシャー水分測定計、強熱残分)
- 微生物試験