
品質保証という、出荷前の”最後の砦”を担います
2024年に新卒で日本色材工業研究所に入社。品質保証部で包装資材検査、微生物検査に従事。

Q1. 入社の決め手
大学の専攻がきっかけとなり、より多くの人の生活を豊かにできる会社へ
大学では人の肌について学んでいたため、大学卒業後は学んでいたことに関連し興味のある化粧品業界で仕事がしたいと考えていました。
就職活動時に様々な化粧品会社を調べていたところ、日本色材工業研究所のインターンシップを知り、参加しました。そこで口紅の手作り体験をし、化粧品の華やかさや職場の雰囲気を体感し、エントリーすることを決めました。
入社の決め手は日本色材工業研究所が、社会がより快適になるよう化粧品を介して貢献しているからです。
OEM・ODM企業であるため、より多くの人の生活を豊かにできると思いました。また、社員の方や職場の雰囲気が自分に合っていると感じ、この会社で化粧品に携わりたいと思いました。

Q2. 担当している業務内容
複数の検査を行うことで、化粧品の品質を担保する
私は現在、化粧品の包装材料検査と微生物検査を担当しています。質の高い化粧品を継続して市場に提供できるよう様々な検査をしています。
包装材料検査では、化粧品の容器や箱などをお客様と決定した標準品と比較して同じ物であること、汚れや傷といった欠点がないことを確認しています。
また、実際に使用する際に問題なく使用できるか、破損しないかといった機能性の確認も行っています。この検査により化粧品の包装材料の質を担保し、化粧品の外観の華やかさに貢献しています。
微生物検査では、製造、生産された化粧品に微生物が繁殖していないか、危険な微生物が存在していないかを確認しています。
また、微生物の増殖を抑制する防腐剤の効果を確かめる検査も行っています。この検査により化粧品の衛生的な質を担保し、市場で購入した化粧品を安心安全に使用できるよう貢献しています。
品質管理は化粧品の初めから終わりまでの各段階で検査を行っています。そのため、様々な化粧品に実際に触れることができるのがこの仕事の特徴だと感じています。

Q3. 仕事のやりがい
ダイレクトにお客様からの信頼につながる責任を感じながら
私が仕事でやりがいを感じるのは、お客様からの信頼の獲得に貢献できたときです。
市場へ高品質な製品を届けるため、品質管理では生産の各工程で検査を行っています。その検査で不良品を見つけることができれば、低品質の製品を届けてしまうことを防ぐことができ、お客様や消費者の方が安全・安心に使える製品をお届けすることができます。
しかし、ここで私たちが見逃すと、低品質の製品が市場に流出してしまい、再検査・再生産が必要になってしまいます。これにより、お客様や消費者の方々にご迷惑をおかけするだけでなく、お客様からの信頼を失うことにもなりかねません。
そのため、とても責任の重い仕事ではありますが、お客様や消費者の方々の信頼構築に貢献できるという点で、とてもやりがいを感じています。
Q4. 会社の雰囲気や働き方
同僚や上司とのディスカッションも多く、自分の意見や悩みを相談しやすい環境
化粧品OEM・ODM企業の品質管理という仕事の都合上、日本色材としての品質管理はもちろんですが、お客様独自の品質保証基準もあり、同僚や上司に相談する機会が頻繁にあります。
安心して相談できる環境、雰囲気がつくられているため、些細な疑問でも気軽に相談することができます。また、その相談内容も同僚に共有することで、検査の最適化に活かすことができています。
半年に一度、上司と面談する機会が設けられており、その場では自分の仕事に対するフィードバックや抱えている悩み、要望などを話し合うことができます。そのため、目指すべき自分の目標が明確になり、気持ちよく仕事ができ、成長することができています。
また、品質管理は他の部署に仕事をお願いすることもありますが、その際は快く協力してくださるため、部署間の壁をあまり感じずに仕事ができています。

Q5. 就業後や休日の過ごし方
仕事に意欲的に取り組むためのリフレッシュも大事に
平日の仕事終わりには、自宅で筋トレやストレッチをするようにしています。健康な身体の維持とリフレッシュに繋がり、翌日も気持ちよく仕事することができています。
休日は自分の趣味を楽しむ時間にしています。家でゲームをしたり、温泉やサウナに行ったりすることが多いです。
最近では、買い物に行った際に化粧品コーナーを自然と見るようになり、自分が検査したことのある化粧品を見かけると仕事のモチベーションも上がり、良いリフレッシュになっています。
Q6. 今後の目標
品質に関して、社内で相談をもちかけられるような存在を目指して
私の今後の目標は、社内で品質に関して相談されるような存在になることです。化粧品OEM・ODM企業では、各顧客の求める品質基準に柔軟に対応する必要があります。そのため、一律の品質基準は存在せず、経験と知識によって判断する必要がある場面が多々存在します。
したがって、ただ検査をするのではなく、どの顧客の何の製品を検査しているか、明確に理解し、経験と知識を積み重ねることが重要だと感じています。
今後はさらに、検査の経験を積み、品質に対する理解を深めていきたいと考えています。また、化粧品の中身や容器材質に関する知識を深めることで、様々な化粧品に対して適した品質管理を行っていきたいと考えています。



メールや1日のスケジュールの確認。チームでのミーティング
発注した化粧品の容器や箱といった包装材料を受け入れ、検査
(※工場は、午前と午後に10分間の休憩があります)
前日までに製造、生産された化粧品の中身を用いて微生物検査