
製造する化粧品を通して、自信や笑顔を与える存在に
2024年に新卒で日本色材工業研究所に入社。バルク製造担当として化粧品や医薬部外品の製品製造に従事。

Q1. 入社の決め手
様々な剤型に携われるOEMという業態
私は過去に化粧品に人生を変えられた経験があります。ずっと悩んでいた肌の悩みから解放され自分に自信が持てた、そんな経験から私は化粧品の持つ“外面のみならず人の内面を明るくする力”に魅力を感じています。
そこで私は多くの人から笑顔や自信を引き出せる化粧品を作る仕事に就きたいと考え就職活動をしていました。私は化粧品の中でも特にメイクアップ化粧品は各々の魅力を引き出すことが出来ると感じており数ある化粧品会社の中でも感触や調色が難しいメイクアップ化粧品の開発を強みとしている日本色材工業研究所に魅力を感じ入社を決めました。
また、日本色材工業研究所はOEM企業であり、幅広い様々な剤型に携われることも入社を決める要因になりました。自分が関わった多くの化粧品が、昔の自分のように悩みを抱えて自信がもてない人の心を照らし笑顔を引き出しているのを見たい、この会社ならそれが叶えられると思っています。

Q2. 担当している業務内容
色合いの微調整を行う、職人が集う部署
私は現在、化粧品の製造業務を担当しています。
工場スケールで化粧品の中身である〝バルク″を製造することが主な仕事です。
プレス品をはじめとしたパウダー製品、リップなどの油性固形製品、日焼け止めや下地といった乳化製品を3つの班に分かれて製造しています。製造グループは3つの現場班以外に事務などの間接業務を行う班があります。事務の方が製品の納期や製造機械の使用状況を確認しながら作成した予定表をもとに、現場班がバルクの製造を行っています。
ラボスケールで作れたものと同じものが工場スケールで作れるとは限りません。その為、色味や感触がお客様の要望に合うように研究開発部や技術開発部と連携しながらより良い製品作りを追及しています。

Q3. 仕事のやりがい
化粧品という単純な”モノ”ではなく、多くの人の笑顔を引き出す特別な”アイテム”
私は現在パウダー製品のバルク製造を担当しています。お客様の要望を受けて完成した化粧品の色合いの最終的な調整が製造の役割。
どのお客様も色に対するこだわりがあり、毎回微調整に苦労していますが、職人技を持つ先輩方に教えていただきながら合格をもらえた瞬間は大きな達成感を味わえます。
特に嬉しいのは自分が携わった商品が店頭に並んでいるのを見たり、実際に使っている人からの喜びの声を聞いたりした時です。
私たちは普段、単なる化粧品ではなく、多くの人から笑顔や自信を引き出す特別なものを作っているのだと実感できる瞬間でもあります。
Q4. 会社の雰囲気や働き方
アイデアを自由に出し合える風通しの良いコミュニケーションが常
化粧品OEMという業務の特性上、多種多様なクライアントの要望に応じる必要があるため、色々な視点から物事を考える必要があります。そのため、社内ではアイデアを自由に出し合える風通しの良いコミュニケーションが日常的に行われています。
特に印象的なのは、年齢や部門を超えて意見を出し合える環境の良さです。
職人的な技術を持った経験豊富な先輩たちが丁寧にサポートしてくれ、分からないことがあれば気軽に質問できる安心感があります。また、製造グループの行動指針は「チャレンジを楽しもう」であり、うまくいかないことを失敗ととらえずチャレンジする姿勢を評価してくれるのも魅力です。
また社内イベントや部活動などを通じて部署を超えて自然に交流が深まる機会があり社員同士のコミュニケーションも活発に行われています。
温かく自由闊達な雰囲気は日本色材の特長の一つでもあると私は感じています。

Q5. 就業後や休日の過ごし方
仕事とプライベートのON/OFFがはっきりとした社風
平日の仕事終わりには、友人と遊びに出かけたり趣味の料理をしています。仕事とプライベートのON/OFFがしっかりしているので、翌日も気持ちよく仕事に取り組むことができます。
休日は、外に出て様々なものに触れる時間を大切にしています。
ふらっとお店によってコスメコーナーを見て色々試してみたり、大好きなフレグランスのお店を巡ったりしています。これらの事は仕事にも役立つ発見につながることもあり、楽しみながら自己研鑽ができると感じています。
Q6. 今後の目標
お客様の理想や消費者の方が求める想いに「さらなる価値を付けたもの」として化粧品という形にしていけるように
私の今後の目標は、「誰かの人生を変えられ生活に彩りを与えられるような製品を生み出す」ことです。そのためには、単にバルク製造の知識だけでなく、最新のトレンドや消費者のニーズを深く理解することが重要だと感じています。
直近ではまず、全ての剤型の製造を通じて経験を積み、製品開発の全体像をより深く理解したいと考えています。
また、化粧品成分や製造技術に関する知識をさらに磨き、お客様の理想や消費者の方が求める想いにさらなる価値を付けたものとして化粧品という形にしていけるように日々成長をしていきたいです。
最終的には、培ってきた知識と経験を活かして、多くの人から笑顔や自信を引き出させるお手伝いができるような製品を作れるような努力を続けていきたいです。



一日の流れの確認、連絡事項の共有
合間に休憩を取りながら作業
(※工場は、午前と午後に10分間の休憩があります)
午前の続き
機械の洗浄や製造記録の作成を行う
翌日の準備等をして帰社