国内外問わず様々なメーカーに携われる、やりがいのある化粧品開発
ひとを知る 01

国内外問わず様々なメーカーに携われる、やりがいのある化粧品開発

研究開発部
2023年入社
O.M.さん

化粧品OEMメーカーでの研究開発を経て日本色材工業研究所に中途入社。研究開発部の油性メイクチームで主にリップ製品開発に従事。

INTERVIEW

Q1. 入社の決め手

国内外問わずメーカーの化粧品開発に携われる魅力

普段からテンションを上げたいときはラメがいっぱいのアイテムを使用したり、面接など不安な時は自信がでるように眉毛をきりっとさせたりなど、場面によって使い分けながら化粧をしています。そんな外見だけでなく内面にも影響を与え、なりたい自分に近づくことができるという化粧品の持つ力に魅力を感じ、化粧品業界を目指しました。

入社をきめたのは学生時代に就活をしていた際、日本色材のインターンに参加したことがきっかけです。そこでOEMという業界の存在を知り、国内外問わず色んなメーカーの化粧品開発に携われることへの魅力を感じました。数ある化粧品OEMの会社の中でも日本色材はメイクアップに強く、さらに欧米のブランドにも強いので、いつか世界中の人が手に取るような製品が作れるのではないかと思い志望しました。学生時代の就活時はご縁がありませんでしたが、転職の際に改めて紹介していただき、運命かなと思い入社しました。

Q2. 担当している業務内容

研究開発部の油性メイクチームでリップ製品開発

私は現在、研究開発部の油性メイクチームで、口紅やリキッドリップを主に担当しています。日本国内だけでなく、海外のお客様の製品も担当しており、営業やお客様から聞いた要望に合わせて処方の開発や改良を行っています。研究ではビーカーでオイルや粉体を混ぜて作製するのですが、オイルにも軽いものや重いものなどさまざまな種類があるので、試作を重ねながら顧客要望に近づけられるように原料を選定しています。特に口紅を作製するには塗ったときの感触だけでなく、きれいに成型できるか、温度変化や経時によって劣化しないかなども考慮して処方開発をする必要があります。

生産するためには工場で量産できるかどうかも大切なので工場とも連携して製造のスケールアップや充填工程の確認も行います。製品が最終的に完成するまでには多くの工程がありますが、それぞれのプロセスで関係者と密にコミュニケーションをとりながら進めています。最後まで製品に関われるのはOEM企業ならではでないかと思います。

Q3. 仕事のやりがい

自分が携わった製品が世の中に行き渡る実感と喜びを、生活の中から感じられる

海外製品は特に原料規制が多く、求める使用感になかなか近づかずに何度も試作を繰り返すことも多々あります。先輩社員の助言を頂きながら、だんだん使用感が近づいていくのも日々勉強になり、楽しいです。

大変なこともありますが、自分が携わった製品が店頭で売られていたり、SNSで話題になっていたりするのを見るととてもやりがいを感じます。自分の製品だけでなくチーム員の製品でも苦労していた姿が目に浮かぶので、店頭で購入している人を見ると心の中でガッツポーズしています。

処方開発をしているときに、顧客要望通りではないけれど面白い使用感のものや、自分が売りたいなと思うサンプルができることがあります。そんな時に営業にアピールできる場があるので、営業の目に留まり、顧客に売り込んでもらえると頑張ろうとやる気が出てきます。

Q4. 会社の雰囲気や働き方

知識や経験が豊富な先輩社員と密に関わり、のびのびと成長できる場所

全体的に柔らかい雰囲気を持つ方が多いです。私は中途入社だったため同期と呼べる人がおらず最初は不安でしたが、同年代の方も多く温かく迎えていただけました。上司や先輩社員も毎月1on1ミーティングがあり、仕事の話だけでなく、軽い雑談などもしているので、普段から話しかけやすいなと感じています。

先輩社員は皆さん知識や経験が豊富で、尊敬できる方たちばかりです。入社当初は分からないことばかりでしたが、困っているときは自然と声をかけてくださりました。ピンチなときも相談したら解決策を一緒に考えてくださるのでとても安心感があり、のびのびと成長させてもらえています。

社内イベントとしては年に2回、本社全員で集まって軽食を食べる納会があります。このイベントのおかげで普段はメール上でしか関わらない部署の方とお話できています。研究開発部は色んな部署の方と関わりながら仕事をするので、こういった機会はとても大切です。

Q5. 就業後や休日の過ごし方

アクセスがいい立地を活かし同僚と開拓。フレックスを利用して用事を済ませることも

会社の周りはおしゃれなお店が多く、同僚と開拓するのが楽しいです。勤務地が都内でアクセスがいいので、友人とも集まりやすいし、たまにフレックスを利用して市役所や、美容院へ行ったりしています。

休日は最近ピラティスを始めたので、週1程度通って日々の運動不足を解消しています。出かけるとつい化粧品売り場へ寄り道して、自分が携わった製品の売れ行きをチェックしたり、新商品を触ってみたりしています。市場品調査の担当でもあるため、面白い新商品を見つけると購入して社内で共有しています。

Q6. 今後の目標

ベストコスメアワードを総嘗めするような製品開発と担当製品でフランス工場へ

目標はいくつかありますが、まずは誰もが知っているような、雑誌のベストコスメアワードを総嘗めするような製品を手掛けたいです。日本色材は有名な多数のブランドメーカーから依頼が来るので、誰にでもチャンスはあります。一つ一つの担当製品を丁寧に開発して、いつか誰もが一度は使用したことがあるような製品を開発したいです。

また、日本色材はフランスにも支社があるので、フランスの工場で製造する際はフランスへ行って製造工程や充填工程の確認を行います。そのためいつか自分の担当した製品でフランスへ行けたらいいなと考えています。

MESSAGE 未来の仲間へメッセージ

私も就活をしていた頃、どの学部や研究テーマだったら化粧品業界に行きやすいだろう、と考えたことがあります。でも実際は様々な分野を学んだ方がいるし、何を学んだかよりどう学んだかが大切だと感じています。研究開発は特に試行錯誤の連続なので、上手くいかないときに、何が原因か、どうやったら改善できるかを考える力を身に着けるといいのではないかと思います。

そして何より、化粧品が好き、化粧品を作りたいという気持ちが大切だと思います。これから入社される皆さんと一緒に、新しい価値を生み出すものづくりができることを楽しみにしています。

Schedule
研究開発部の
1日のスケジュール
9:00
出社

メールの確認、実験部屋をリセット

10:00
書類業務

配合成分の作成、提案書の作成

12:00
昼食

同僚と雑談しながら楽しく食べています

13:00
打ち合わせ

営業と一緒に顧客と打ち合わせ。要望をヒアリング

15:00
処方開発

改良サンプルの試作、先輩にアドバイスを頂きながら少し粘る

17:50
退社

案件の進捗確認後、退社