Sustainability サステナビリティ

日本色材工業研究所は、企業理念に基づき「生活・文化の向上」への貢献を目指し、美と健康に関わる事業活動を通じて、環境保全や社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。

日本色材が目指す未来

「クリーン・ビューティー」について

化粧品業界において近年のトレンドであるクリーン・ビューティーについては、「中期事業戦略(2022-2026)」において重点戦略の一つとして掲げています。

重要課題解決に向けた評価指標

マテリアリティ(重要課題)を設定し、組織横断でサステナビリティの取り組みを実施しています。「環境に配慮した製品作り」の項目では、前述したクリーン・ビューティーの推進に特に力を入れています。

サステナビリティへの取り組み

環境(Environmental)

私たちは、「環境方針」に従い、「美しい未来」に向けた取り組みを推進しております。
環境方針の詳細はPDFをご覧ください。

温室効果ガス排出の削減

省エネルギー対策の実施(LED 照明、 エネルギー効率の高い設備の導入など)
再生可能エネルギー(水力発電)の利用

資源の循環・ロスの削減

生産・物流資材等のリサイクルによる廃棄物削減
ペーパーレス化の推進

環境に配慮した製品作り

クリーン化技術の深化を推進
サンプル容器のサステナブル化への取り組み

環境に配慮した原材料調達

調達方針に基づいた持続可能な調達活動
調達方針の詳細はPDFをご覧ください。

環境汚染の防止

化学物質の適正管理と代替品の使用

社会(Social)

私たちは、持続可能な社会の実現に向けて、企業としての社会的責任を果たすことを重視しています。

人権の尊重

国連グローバルコンパクトに賛同する企業として、人権に関する国際規範を支持・尊重
人権方針に基づき、人権尊重の取り組みを推進
人権方針の詳細はPDFをご覧ください。

労働環境の改善

ワークライフバランスを推進し、安全で健康的な労働環境の提供
男性育休取得率や女性管理職の割合の向上

顧客満足度の向上

製品の安全性と品質向上(ISO 22716 などの取得)
顧客サポート体制の強化とクレーム対応の迅速化

教育とキャリア開発

社員教育・研修プログラムの強化、キャリアパスの明確化

ガバナンス(Governance)

私たちは、健全で透明性の高い経営を実現するため、強固なガバナンス体制の構築に取り組んでいます。

企業倫理とコンプライアンス

コンプライアンス基本方針に基づき、法令順守と倫理的行動を推進
コンプライアンス基本方針の詳細はPDFをご覧ください。

コーポレートガバナンス

ステークホルダーとの適切な協働

社内ガバナンスの強化

内部監査体制の強化や内部通報制度の設置・活用

意思決定プロセス

重要な意思決定における多様な意見の反映
社内コミュニケーションの強化とガバナンスプロセスの見直し

国連グローバルコンパクトへの加入

国連グローバルコンパクト(United Nations Global Compact, UNGC)とは、国連と民間(企業・団体)が手を結び、健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナビリティ イニシアチブです。
世界の企業・団体が一丸となり持続可能な開発目標の達成に向けて取り組むことを目的としており、世界160か国以上で約25,000の企業・団体が署名・加入をしています。
私たちは、2024年9月に署名・加入をし、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野10原則を支持・尊重・実践することで、社会的に責任ある行動を実践し、持続可能な未来の実現に寄与することを目指しております。

グローバル・コンパクトの10原則

人権

企業は、
原則1:国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、
原則2:自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである

労働

企業は、
原則3:結社の自由と団体交渉の実効的な承認を支持し、
原則4:あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
原則5:児童労働の実効的な廃止を支持し、
原則6:雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである

環境

企業は、
原則7:環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
原則8:環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
原則9:環境にやさしい技術の開発と普及を奨励すべきである

腐敗防止

企業は、
原則10:強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである

※上記はグローバル・コンパクト公式サイトより引用しています。

外部評価機関への取り組み

CDP

CDPとは、2000年にイギリスで発足した気候変動に関するもっとも有名なNGOの一つです。人々と地球にとって、健全で豊かな経済を保つことを目的に、企業や自治体に対して環境に対する情報開示を促しています。

私たちは、2021年よりCDPの質問書に回答を行っております。企業の環境パフォーマンスを開示し、透明性を確保するために最大限に活用してまいります。

EcoVadis

EcoVadisとは「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4つの分野におけるテーマで、各企業を評価しているサステナビリティ調査です。

当社は2025年に”ブロンズ評価”を獲得しています。

ブロンズは、上位35%の中に位置することを示すものであり、皆さまからより一層信頼される企業となるためにこれからもサステナビリティへ取り組んでまいります。

Sedex

Sedexとは、グローバルサプライチェーンにおいて、エシカル(倫理的)かつ責任あるビジネス慣行の推進をめざし、 2004年にイギリスで設立されたNPOです。

私たちは、2022年にSedexに加入しており、社会的・環境的に持続可能なビジネスとサプライチェーンの構築を推進してまいります。